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活法ラボ社員にインタビューしてみました!(4)―小堀広大(前編)

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活法ラボの岡本悠馬です。

 

活法ラボの求人企画の一環として、そして、仲間の素顔をもっと知りたいという私の個人的興味の一つとして、メンバーにじっくりとお話を聞くインタビュー企画を立ち上げました。

 

これまで、佐藤章代さん、佐藤廉さんに話を伺い、2人の経歴や人柄、プライベートなどについて詳しくお話を聞かせてもらいました。

 

(過去のインタビュー記事はこちら)

活法ラボ社員にインタビューしてみました!―第1回 佐藤章代

活法ラボ社員にインタビューしてみました!―第2回 佐藤廉(前編)

活法ラボ社員にインタビューしてみました!―第2回 佐藤廉(後編)

 

第3回は小堀広大さんに登場していただきます。弱冠24歳にしてすでに活法ラボの幹部であり、この6月からは整動鍼セミナーで全国から集まる鍼灸師に技術を指導する立場にあります。

 

そんな小堀さんに話を聞いてみたいと思います。それではさっそくお楽しみください。

 

鍼灸師になったきっかけ

では、お話をうかがいますよ。今日は佐藤廉くんもいますからね。
みんなに聞いてる質問ですけど、鍼灸師になったきっかけから聞かせてもらっていいですか?

 

 

もともと小中高とバスケをやっていたんですけども……

 

 

 

 

デジャヴ(笑)

 

 

 

小学校のころから怪我をしがちで、小学校のときに鍼灸にお世話になっていて、中学校のときにはあん摩マッサージ指圧師の資格も持っている整体の人にお世話になってたんですよ。

高校のときに「進路はどうしようかなぁ」って考えたときに、今までお世話になったような人と同じことをしたいなと思って、アスリートを救っていきたいなと思ったので、鍼灸の道を目指してこの業界に入りました。

 

なんか就職面接みたいだな(笑)

 

 

 

まあでも誰に話してもいつもこんな感じになっちゃうんですよね。

 

高校を出てすぐに専門学校に入った?

 

 

 

高卒で専門に入って、3年間勉強してきましたね。

 

専門学校を出て、活法ラボに入る前は何をしてたんですか?

 

 

 

あん摩マッサージ指圧師の資格を持ってたので、カナダで1年間ワーキングホリデーというかたちで働きました。

 

働き先はどういうふうに決まったんですか?

 

 

 

3年生のときに就職ガイダンスでいろんなところが来てたんですけど、その中にカナダの指圧の会社があったんですよ。「海外に行ってみたいな」と思って、そこに応募を出したって感じですね。

 

いきなり最初の職場が外国だったらかなり大変だったんじゃないですか? 言葉の面とかは?

 

 

 

言葉は……別に前例がないことをやっているわけじゃないので、「まあ誰かしら前にやってるんだからどうにかなるでしょ」と思ってました。

 

そこは日本人もいたんですか?

 

 

 

います。日本人の割合がけっこう多くて。向こうでパートみたいに働いてる人とか。日本語がしゃべれない人もいましたけど。日本語でやり取りできる人が多かったです。

 

あ、そうなんだ。

 

 

 

言葉は普通になんとかなりましたね。「困ってない」って言ったら嘘になりますけど。

 

にっちもさっちもいかなくなった、みたいなことはなかったですか?

 

 

 

仕事上はなかったです。そんなに高度なことをしゃべるというのは求められなかったので、「このままじゃちょっとレベルが頭打ちになるな」と思って、職場の外に行って話せる環境を求めたときに「あ、ヤバい」っていう感じで壁にぶち当たったことはありました。

 

一番印象に残っている「壁」は何ですか?

 

 

 

街のカフェでみんなでおしゃべりしましょう、みたいな会があって。だいたい留学生が来るんですけども、南米とか。あとイタリア人とかもいたかな。けっこう英語がしゃべれて、気さくに話しかけてくれるんですけど、全然なに言ってるかわかんない状態がありました。
「え? これどういう話の流れなんだろう?」
とか
「なんで笑ってんだろう?」
とか全然わかんなかったんですよ。
それでも向こうの人はどんどんしゃべりかけてくれてウェルカムな感じだったけど、こっちが思ってることを何も伝えられなかったので。帰りは悔しい思いをしました。

 

あ~ほんとに。それは悲しい……

 

 

 

「あいつすげぇいいやつだったのに、なんも話してやれんかった……」みたいなのはありましたね。

 

向こうではどんなスケジュールで働いてたんですか?

 

 

 

シフト制で早番か遅番があって、だいたい8時間くらい働いて、間に休憩が1時間で、基本的に週5でした。

 

まあ普通の感じですね。

 

 

 

「オーバーするな」と言われていたので、むしろ少なめでも大丈夫なくらいでしたね。週2でお休みもらって。お休みも勉強とかしてましたけど。

 

語学学校に行ったりはしたんですか?

 

 

 

後半から行き始めました。1回完結の授業を何回かセットみたいな感じで買うようなタイプで。スケジュールも自由に選べるところがあったので。そういうところには行きましたね。
仕事の前に行って、そのあと働いてってこともけっこうやってました。学校も楽しかったので。どんどん行かなきゃなと思ってがんばってましたね。

 

旅行にも行きましたか?

 

 

 

ふだんはバンクーバーに住んでたんですけど、周辺ばかりでしたね。ビザが切れる1、2週間前に仕事辞めちゃって、オーロラを見に行ったりはしました。
(オーロラを見に行った旅行記はこちらこちら

 

 

向こうで何年いたんだった? 1年? 2年?

 

 

 

自分が取ったビザは1年きりなんですよ。延ばすこともできたんですけど。まあ1年でスパっと帰ってこようと思ってたので。ちょうど365日、1年ぴったりで。

 

きっちりしてるなぁ(笑) 丸々1年分使い切って。

 

 

 

「4月25日から翌年の4月24日」って覚えてますからね(笑)。

 

 

わかりやすい(笑)

 

 

 

で、帰ってきました。

 

 

カナダの思い出を語る

カナダから帰国、活法ラボとの出会い

カナダで働いてきて、活法ラボや整動鍼、栗原先生のことはどういう経緯で知ったんですか?

 

 

 

専門学校生のころに前身の「活法研究会」の体験会のセミナーがあったんですよ。それを学生時代に見つけてて、おもしろそうだなと思ってました。あとは、カポスのサイトに「体験施術受けられますよ」というお知らせがありました。

 

 

そのころにはもうカポスはあったんですね。そりゃそうか。

 

 

 

ありました、カポスでは当時の院長だった秋澤さんの施術を受けました。活法も整動鍼もどちらもやってくれたんですけど、「今まで受けた中で一番わかりやすい!」と思いました。受けたあと品川の空気がすごくおいしく感じるくらい。

 

それはすごい。
品川の空気がおいしかったら相当なもんですね(笑)

 

 

 

「ここは軽井沢?」 と思うくらい。すごくいい施術で。「こういうふうに施術できるようになったらいいなぁ」って思いました。
そもそも整動鍼とか活法の技術が、ちゃんと勉強すれば「誰でもできる」っていうコンセプトのもとでできてたので。「できるんだ!? 」と思って。
「型として真似ができるようになるには一番近いところで学ぶのがいいのかなぁ」とはなんとなく思ってたんですよね。

 

カナダにいるときからアプローチはしてたんですか?

 

 

 

とくにアプローチしたわけではないですけど、「密かに行きたいなぁ、行きたいなぁ」とは思ってました。Facebookとかブログとかの情報はすごくチェックしてたし、「いいね」もかなり早く付けてたな。

 

 

そうなんだ(笑)

 

 

 

当時は栗原先生が出す情報を絶対逃さないように一番上に必ず来るようにしてました。

 

ピンで留めて(笑)

 

 

 

当時はツボ日記(栗原のブログ)を頻繁に出してた時期だったと思うので。

 

 

 

熱心な読者だったんですね。

 

 

 

かなり読みましたね。ツボ日記の内容を見て、「あ~、こういう考え方の人がいるんだ~」と思って。「周りの人たちと違う考え方だけど、自分はこっちのほうがおもしろい」と思ったので。
「この人の近くで学びたいなぁ」と思ったので、だんだんだんだん「入社したいな」と思うようになりました。

 

入社に至る経緯で印象に残っていることがあれば教えてください。

 

 

 

普通に募集要項を取り寄せましたね。帰国してからすぐに入社しようっていう決心がついたわけじゃなくて、当時は豪華客船で鍼灸師をするか、活法ラボに入るかっていう2択だったんですよ。

 

そうなんだ。

 

 

 

そのときの気持ちとしては7:3とか8:2くらいで活法ラボだったんですね。踏ん切りがつかなかった理由としては、整動鍼って施術を受けてもすごく良かったし、セミナーに対してもいい評判聞くけど、自分の目でどんな技術か見てないうちに学び続けようと決意するのはちょっと怖いなと思ったんですよ。
なのでセミナーを1回受けてから決めようと思って、札幌でのセミナーを受講しました。

 

東京じゃなくて札幌だったんですね。

 

 

 

そこで栗原先生と話す機会もあったので、「実は今、会社に応募しようか、外国でもう1回船乗ったりしてがんばろうか迷ってるんですよ」って相談しました。

 

栗原先生は何と?

 

 

 

「海外への想いがあって迷ってるうちは、たぶんうちに入ってもうまくいかないだろうから。決心がついたらおいで」みたいな感じだったんですよね。

 

そうなんだ。壁ドンとかして「うち来いよ」とかじゃないんだ。

 

 

 

(写真はイメージです)

 

壁ドンされたらちょっと今ここにいたかわかんないですね(笑)

 

 

じゃあ正しかったんだ、栗原先生が。
「俺が幸せにしてやるよ」みたいなやつではなかった?

 

 

 

ちょっとそういう圧迫感はきついので(笑)

 

そっか(笑)

 

 

 

そのあと自分の中で整理して、やっぱり技術を身に付けたいなと思いました。そのときは鍼もぜんぜんやってなかったので、この状態で海外行くよりもちゃんと日本で技術を身に付けたいという思いがありました。
「日本で技術を身に付けて、数年後か数十年後かわからないですけどまた海外へ行くほうがいいんだろうな」と思ったので。海外という道は1回捨てました。

 

そのあとどれくらいで決心ついたんですか?

 

 

 

2017年の5月にセミナーを受けて。その後ちょっと英語の試験を受けたので、それが終わってからなので6月下旬には面接受けて、採用が決まって。生活のことについてのやり取りをして、7月。ちょうど初出勤が誕生日だったんですよ。

 

スピード入社ですね。

 

 

 

そんな感じだったかなぁと思いますね。

 

作文を書いたりとかしたんですよね?

 

 

 

はい。1個出すたびに、「はい、1個目合格です」「では、次の課題を出します」って言われて。あれ、えーっと?

 

「まだあるんか」みたいな(笑)

 

 

「これ何個くるんだろう?」って感じだったんですよ。いくつ出しますとは言われてなくて。「このタイトルについて、期限何時までに答えなさい」みたいな。時限爆弾でも持ってこられたんかなと思いました

 

廉くんのときはそういう締め切りとかありました?

 

 

 

ありましたね。「2日以内で」とか。そういう感じですね。

 

 

 

あれすごいプレッシャーですよね。

 

時間、そうですね~。でもまあ区切らないとね。どこまでっていうのもあるし。

 

 

 

「誰と相談してもいいです」って言われてたんですよ。内容については。

 

へ〜!

 

 

 

母親が近くにいたので、客観的に読んでもらってたんですけど。「大丈夫かな~? 出していいのかな~」みたいなのを締め切り3分前まで考えてました。最後は「やるしかない! 送信ー!」みたいな感じで押してましたけどね。

 

結局何回やったんですか?

 

 

 

確か3問です。なかなか大変だったので、あとで社員の人に聞いたら、「あれはやべぇ」って言ってましたね。幹部候補ってこともあって一番厳しくしたらしい。

 

そうなんですね。気合い入ってたんですね。

 

 

 

「乗り越えて来れる人いるのかなぁ」みたいな感じだったらしいですよ。わかんないですけど。

 

 

そうなんだ(笑)

 

 

 

でも、「相談していい」っていうのがあったので。かなりそれが助かったかなと思います。

 

 

最初から幹部候補だから群馬での勤務を希望していたんですよね?

 

 

 

そうですね。

 

面接はどんなだったか覚えてますか?

 

 

 

面接のときは栗原先生がJR深谷駅まで迎えに来てくれたんですよね。

 

あ、迎えに来てくれた?

 

 

 

養気院まで連れて行ってくれました。

 

すでに始まってるんですね(笑)。車内面接。

 

 

 

車の中ではそんな面接っぽいことを聞かれたわけじゃなくて。「ここまで遠かった?」とか「大変だった?」みたいな。そんな雑談から始まったので。面接は1対1でしましたね。

 

1対1だったんですね。

 

 

 

ただ作文がタフ過ぎて、面接はもう力抜けまくってましたね。「あの山越えたからもういっしょ」って思ってました。

 

「もう決まってた」っていう感じかな?

 

 

 

だと思います。あとは周りの環境とか、最終的に大丈夫かどうかの確認くらいのイメージがありました。実際に顔合わせないとわからないこともあるし。そんなもんだったんじゃないですかね。
正直、面接準備はしないほうがいいかなと思ってます。受かるために作っちゃうとあとで悲しい結果を生むことになりかねないので。

 

取り繕っちゃうと……

 

 

 

あるがままで普通に話してもらったほうがいいかなと思いますね。

 

面接自体はけっこう自然体で臨むことができたんですね。

 

 

 

3つある中で一番力が抜けた状態でいられたかなと思います。別に面接自体がそんな得意ってわけでもないんですけど。

 

章代さんも面接は楽しかったって言ってるし。廉くんも面接は?

 

 

 

お互いの望んでいるものがちゃんと合ってるのかどうかみたいな、すり合わせの部分も多かったのかなというような印象の面接ですね。

 

 

 

たぶん目的がそうなんだろうなと思いますけどね。

 

それで、見事合格したんですけど、そのときのことは覚えてますか? 通知とか受けたとき。

 

 

 

「合格!」ポンっみたいにハンコ押すとかじゃなくて。面接終わって、「じゃあこのあとロッシー(養気院の近くにあるカフェ)に行こうかみたいな感じだったんですけど。

 

 

そうなんですね。

 

 

 

ロッシーのことはツボ日記に書いてあったので。冷やしナポリタンを食べたんですよ。夏だったので。
ブログで見てた「あの冷やしナポリタンだ」って頼みましたね。そのときにマスターにも「今度からうちで働くことになった……」って。

 

 

あ、そのときに(笑)

 

 

 

「いいんだよな?」「お願いしまーす!」みたいな感じで。

 

 

じゃあ即日結果が。

 

 

 

「もう逃がさない」みたいな感じで(笑)

 

 

 

そんな感じでしたね。その後また深谷にまた送ってもらって。駅に着いたらホッとしましたね。
カナダから帰ってきてからちょっとフラフラしてる状態だったので、実家に報告しましたね。「とりあえず決まった」って。「帰りまーす」って。

 

 

廉くんはあれですよね。電話というか、メールで?

 

 

 

そうですね。メールでもらいました。

 

 

 

「結果は…………」ってめっちゃスクロールして「合格です」みたいな?

 

 

 

わりとすぐありましたよ(笑)。
おお! と思った記憶があるんですけど。でもやっぱり開く瞬間はドキドキはすごくしますね。ちょっとソワソワして。

 

 

 

「こちら!」みたいな感じでリンク貼ってなかったんですか?

 

 

 

広告がめっちゃ入ってるみたいな(笑)

 

 

 

「あと3分で! 特別価格終了」(笑)

 

 

なんかずっといるような感じだけど、まだ2年経ってないんですよね?

 

 

 

2年経ってないですね。もうすぐ2年。

 

 

すごくないですか。2年しかいないって。

 

 

 

確かに2年……う~ん、時間感覚わかんないですけどけっこう濃厚に感じてますね。

 

 

入社当初、自分用のMacを買ってもらって喜ぶ姿(2017.7 撮影)

 

 

さて、見事活法ラボへの入社を果たした小堀青年。

 

それからどのような日々を経て、現在に至るでしょうか。

今回のインタビューも長くなってしまったので、ここで一旦区切りをつけまして、続きはまた次回。

 

それでは、後編をお楽しみに!

 

 

 

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